2014/7/1更新
その他のついての質問
Q:大魔法使いちゃんは、師匠として弟子のリスナーさんと同居しているのですか?
A:
うむ、とりあえずは居候になっておるぞ。
ただ、当然ではあるがプライベートは各々大事じゃからな。
ワシの部屋は玄関扉を開けてすぐの壁面に自分用の扉を設置して、その扉の奥にいくつかの内空間を構築しておる。
なにぶん他所の世界だからな、一応遠慮をして256ほどの部屋を所々トラップ付きで設置させてもらった。
ワシの寝室や実験室は一番奥にあるからな、もし用がある場合は扉前の呼び鈴を鳴らすのじゃぞ。
間違えても無断入室するでないぞ?
色々な意味で保障ができぬからな。
第3話についての質問
Q:魔法使い入門の第三話で、大魔法使いちゃんが「栄」と地名を口にしていますが、具体的な場所はどこなのですか?
A:
愛知県は名古屋市にある栄の事じゃ。
ワシはあの時、テレビ塔のてっぺんに立ち、喋っていたわけじゃな。
駅前のタワー群というのは、もちろん名古屋駅のタワー群を指している。
ちなみにテレビ塔は、電波送信としての役割のメインを瀬戸デジタルタワーに譲り、現在はマルチメディア放送など細々とした役割しかこなしていない。
だが、ああいった情報の発信シンボルのような存在は、例え機能しなくても今まで培ってきた想念が蓄積しておるからな、情報を引き出すにはもってこいの媒体じゃ。
ということで、ワシはあの塔の上で情報を集めていたというわけじゃな。
余談ではあるが、「南方17.5キロ」と言った場所もちゃんと存在しておるぞ?
Google Mapsでテレビ塔から南方の該当する場所を見てみるがいい。
なかなか広い公園があるからな。
ヒントは大仏じゃ。
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2014/5/25
第一話 バリヤーについての質問
■エネルギーの取り込みや出力についての質問
Q:エネルギーの取り込みや出力などが、光のイメージだと少ししっくりとこない時などは、どうすればいいでしょうか?
A:
ふむ…。
確かに各人の気質・性質によってそれはあるからのう。
今回のバリヤー等のメソッドでは、基本にして応用が効きやすい「光のイメージ」を使用して行ってはいるが、前回の質問にもあったように、これは別に他の性質にしても構わぬ。
術のキモ部分としては「イメージしやすい。当人にとってしっくりとくる」事がなによりも重要じゃからな。
きっとお主にとっては、光のイメージは性質にあわないのであろう。
そういう場合の対応としては、以下の方法がおすすめじゃ。
まずは光の性質を違うものにすることじゃ。
例えばメカ好きな者なら金属感のあるバリヤーやメカ的なイメージに質感を変えてみる。
バリヤーの外部電源も、メカニカルなエネルギー補充ケーブルにするとしっくりくるやもしれぬ。
少しグロめなものが好きな者であれば、肉塊的な防御壁や、肉の触手から精気や血流が流れ込んでくるのも良いな。
お菓子が好きであれば、ミント味の透明なチューインガムバリヤに囲まれて、お菓子のステッキやチョコレートの練りこまれた筒状のお菓子がバリヤにくっつい て、チョコレート味の液体エネルギーやソーダ水が、バリヤの中身を満たす…というファンシーな想起方法がしっくりくるやもしれぬ。
自分がイメージしにくいもの・しっくりこないもの
↓
自分がイメージしやすいもの・しっくりくるもの
という変換じゃな。
魔術や精神的な世界では、思い描いたものの強さよりも、感覚・イメージ的にしっくりくるかどうかで強さが変化しやすいからな。
「イメージを描くのが不得意な強いシンボル」よりも、「イメージしやすい弱いシンボル」の方が強いのは言うまでもない。
つまり…
「爆炎」のような強いイメージシンボルでも、イメージ的にしっくりこなければ、それは「しっかりしたイメージで鮮明に描かれた豆電球」に負けてしまう。ということじゃ。
エネルギーを甘いジュースに見立てたり、ブレードをチョコクッキーにしたり、まずは物理的な強さの概念を一旦忘れて、自分が好きなイメージしやすいモノに置き換えて行ってみるがよい。
このあたりの変換は、自分に最適なものを見つける訓練になると同時に、「自分が何者なのか」という命題も突き詰めてゆける。
自己の形質を知ることは、魔術の意味においてもとても大事なことじゃ。
そういう意味でも前回同様、良い質問であったな。
■バリヤーについての質問(2014/5/20)
Q:バリヤーはイメージするモノによって効果や方向性が変わるのですか?
A:
割とそれはあるのう。
そのあたりはいつか補足としての「追加ディスク」か「テキスト」あたりで説明しようと思っておったのじゃが…。まぁせっかく質問で出たなら、ここで答えてしまおうかのう。
イメージしたものによって、確かに術の形質や方向性などは変わっていくのは間違いない。
今回の一巻では、基本を学ぶ意味と、後にどんな形にも変質させやすい基本形という意味においてオーソドックスな光をイメージさせておるが、逆に言えば、自 分の形質がすでにわかっていたり、この方がしっくりくるというもの(例えば水のバリヤーや雷など)そういうものを既に持っておる者であれば、光に拘る必要 はないのは事実じゃ。
ただ、そういった形質がまだ未定で、基本としてやる場合には、やはり応用がきく光がお勧めじゃのう。
Q:太陽などをイメージするのどうですか?
A:
そこに気付くとはやるのう。
太陽は強さ的な意味においては比類なき浄化の光じゃ。
しかし同時に、強いゆえにコントロールにクセがあるし、人によっては強すぎて気でのぼせてしまう場合もある。
これは仙道などでも見られる現象じゃな。
のぼせる場合は、バリヤーの出力を弱めたり、表面を磨いて完全なコントロールを強めるか、もしくは通常の光に戻すのがベターじゃ。
扱えそうな場合は大いに利用するといい。
太陽は潜在意識的な意味においても強力なイメージを想起させるものじゃから、うまく利用すれば効果は大きいぞ。
ちなみに、あやつ(魔法使い入門の作者)の場合は太陽を直接は強すぎるので、光バリヤーの後に外部電源コンセントを時折太陽につけたりするあたりでセーブしておるらしいな。
また、頭がぼーっとしたり、少し全身が湯だっている感じがする場合は、「氷のようにヒンヤリとしたクールな光」というイメージも良いかもしれぬ。
とりあえずは、自分のしっくりくる形質でイメージすることが肝要じゃ。
自分の気質と相談し、色々と試行錯誤してみると良いぞ?
今回は以上じゃ。
では、またの。
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