2016/3/29 マジックショットに関して
Q:魔法使い入門シリーズ第二章Vol.01~03「マジックショット」「ハートサンクチュアリ」「エネルギーストリーム」3巻セットになったのを機に購入させていただきました。
マジックショットをアンガーマネジメントに使えないかと思い立ち、カッとなったときに「太陽に放り込む」というイメージで怒りを放出してみたのですが、怒りが溜るばかりでコントロール出来ずに放出失敗。再度怒りが溜った時はもっと近距離で具体的な対象を決めて放出してみたらスッと怒りが消えたのではっきりと分かる対象に狙いを定めるのが重要だと理解しました。
A:確かに具体的な対象を決めるのは有効な方法ですね。
近距離であるほど意識的には認識しやすくコントロールしやすいという部分もあり、とても効果的といえますね。
2015/7/10 第二章1巻マジックショットについて
Q:質問が3つあります。
一つ目の質問「マジックショットの双方向性について」
力を放出して着弾する、、ということは「接触」が生じるということなので、ここに対象との「繋がり」を生むこともできるかと考えました。
特にレーザー形に放出するときは、接触状態が維持されるため、「パイプ」あるいは「回路」のようなつながりにすることもできるのでは?という考えです。
例えば「パイプ」であれば必然「双方向」なのでこちらから送るだけでなく「対象から吸収」するためのつなぎにもなるのでは?と「回路」であれば「循環ないしは共有」につかえるので「非言語やリーパー1巻」のようなやりとりの補助に、、などの思いつきです。
今回の技法は「放出」とあるようにあくまでも「出す」ことに注力させるべきなのでしょうか?それともブレードのように各種技法のつなぎとして大きくアレンジしてよいものでしょうか?
A:これは応用の利くとても良い閃きですね。
今回は放出と銘打ってはいますが、ご指摘の通りレーザーなどは自分と相手を結びつけているようなものですからね。ですから、あなたが今の閃きに繋げたことは、とても自然に感じます。
具体的な稽古の流れとしましては、まずは放出をしっかりと学びつつ、ある程度慣れてきたら大きくアレンジするのがベターかと思われます。
Q2:「オンとオフについて」
今回の技法ではバリアーや魔眼の時のように、スイッチのオンオフのような切り替えの行程が含まれていませんでした。
これは、念や体内にあるものを出す技法であるため、わざわざスイッチをきりかえなくても、例えば呼吸の「吸う吐く」を自然に行うように、あくまでも出し方の形を明言したものであるから、明確なオンオフを付けなかったのかと受け取ったのですが、
そ の先に生じるリスクとして、巻の最後に突き詰めれば「怒りを出すだけで攻撃になったり」等、感情を意識、出すだけで効力がだせる「リリース」の捉え方につ いて言及されていましたが、あわせて「外界への影響力が増すから注意して」のところにあるように、不用意に「ヘイト」や「よくない想念」を抱いてしまった とき、
「オンオフのセーフティー」が無いことによって、いわゆる「暴発」のリスクが生じるのではと思いました。
この「オンオフ」や「自動的に放出される想念の効力」についてお考えをお聞かせいただけます様、お願いいたします。
A:この内容に関しては、実は人間はこうした技法所持の有無にかかわらず、常に自分の思念(世界)を放出していることが理由ですね。
つまり…こうした思念は誰でも強弱はあれど常に出ていますし、それをオフにするのは制御が難しく、とても骨が折れる割には効果としては微妙なため、それよりは自分が常に放つ物に対して意識している方が有益という事ですね。
(これは魔眼の知識である「そう観測したらそうなる」と合わせると、より物事の理解が進むかもしれません)
こ うしたケースには通常、オフを意図するよりはチャンネルの切替えの方が現実的で有効です。人は楽しいことを考えている間は嫌なことを忘れますので、良いイ メージで上書きしたり、とりあえず好きな趣味をしたり、映画を見ることで自分の中の嫌なものを、良い感情に書き換える方が現実的にはやりやすいかと思われ ます。
Q3:「エネルギーの放出と貯蔵について」
まず巻の初めに、短く息を吐きながら、細かく打つシーンで、なんとはなく魔眼の「リライト」を思い出し、弾というよりは全身から念を全方向に放出するイメージが浮かびました。
そ こで「射撃」とあわせて全方向ショットの念にのせる感じで軽く「リライト」もやってみたのですが、この時、リライトの巻のやり方よりも明確にエネルギーを 出し続ける分、「威力も増すだろうが、消耗も激しいのかな?」と思い、いずれ放出技法ということだったので、スタートの時点から「エナジーワイヤ」や「ラ
イトコア」などで補充、増幅しながら行っていたのですが、上述のアレンジによらず、やはり「放出」という概念にあるように、エネルギーの総量のようなもの にも気をはらっておくべきでしょうか?それとも、バリアーの巻のコンセントが後に必ずしも必要なもので無いとあったように、明確に目減りしたと意識しなけ れば大丈夫なものでしょうか?
この辺りの考え方について、お教えをいただけますようお願いいたします。
A:これに関しましては是非質問をしていただきたかった部分ですので嬉しいですわ。
まず結論といたしましては「実はどれでも構わない」が答えとなります。
物凄くアバウトに聞こえるでしょうが、あなたが稽古時にロケット弾のショットを繰り返しても、実はあまり疲れていなかったり、大して消耗をしていなかった記憶はありませんか?
けれど「これはたくさんの念を使うから、何らかの補給が必要だ」と思い込み始めると、なぜかワイヤーなどでエネルギー補充をしないと体が持たなくなります。
これは実は魔法使い入門10巻の知識に繋がります。
簡単に言うと「人は自分が定義したものに変化していく」という叡智ですね。
だから何も考えずにマジックショットを行う方は、補充がなくても無限に撃つことも可能ですし(「そういうシステムに自分の体をしている」ということですね)
補充が必要だと定義した人は、補充することで放出したものを回復するシステムが体に構築されます。(これも「そういうシステムに自分の体を変化させている」ということですね)
つまり…あなたは「力」がありますから、自分の思うオーダーメイドな内容に自分を(無意識に)作り替えてしまうため、そうなってしまう(もしくはそうなりやすい)わけですね。
ですから私としましては「自分の都合の良い形に補充を定義する」ほうが良いと感じます。
こ れは「自分が作り出すルール」ですので、「補給の必要はない」「補給は必要だが、息を吸う時に自然に行われている」「バリヤーのように外部コンセントが機 能している」「そのままでも大丈夫だが、ワイヤーで補給すると更に強い弾丸をうち出せる」などのように、自分が無理なく納得できる設定範囲で一番都合よく することをおすすめしますわ。