2016/5/20 8巻のヒーリングに関して

Q: いつもありがとうございます。ヒーリングについて質問させてください。

ヒーリングを行うとすっきりするのですが、立ちっぱなしの良い姿勢で約40分間は少々つらいものがあります。

日常的な簡易ヒーリングがあれば教えてください。

もしくは、特に音声に導かれなくてもあの手順を自分のペースで行っても良いのでしょうか?それができるならすっ飛ばしたりものすごい速さでヒーリングできそうな気がしますが・・・

 

A:確かに立ちっぱなしは少し厳しいかもしれぬからな、そういった時は椅子に座ってその状態でワイヤーを意識して行うのもよいな。

一番楽なのは寝て行うというのも可能ではあるが、これはワイヤー意識が少し難しくなるからな。(ドリームマスターで重力方向をいじられるようになっているなら寝ながらでも可能じゃ)

 

あとはお主の言うとおり、自分ペースで行ってもOKじゃ。

この場合はダウンロードコーナーにある自由稽古音源を使用して行うのがベターかもじゃな。

 

 

2016/3/10 エナジーワイヤーに関しての質問

Q:魔法使い入門第十巻の具現化でエナジーワイヤーを伸ばした際に、私はまっすぐ一直線のワイヤーを伸ばしたつもりが途中から枝分かれを繰り返し、巨大な樹かクモの巣のように、網の目にエナジーワイヤーが広がっていきました。

その時は網の目に広がったワイヤーをそのまま使いましたが、このことはどのような意味があるのでしょうか?

 

A:これは今までお伝えした魔法ではエネルギーストリームにも近い形ですね。またはこちらの星の概念で言えば生命の木かしら?

この形状はあなたの無意識がその方がしっくりと来ると感じたことから生まれた形状のようにも思えます。

こうした最適化した形への変化というのは大抵は何らかの理由がありますからね。

おそらくは武術的な正中線やセンターでの思考の集中や冴えよりは、むしろ樹木の根のようにエネルギーをより集めやすいように特化型で変形したようにも感じます。

 

2015/7/20 2巻のブレードと8巻のワイヤーに関する質問

Q:ブレードの質問と言いますか、不思議なことがありました。

この間、ブレードをガイドに貸していて取り出せないので、ワイヤーだけ別に作ってヒーリングをした後、そのワイヤーを縮めたらワイヤーが自ずとブレードの形を取ったのです。

かなり重厚で力強い剣なのですが、困った事にとてつもなく重くて私もガイドも長時間扱えないのです。これを使った後だと既存のブレードが心許なくなるほど軽いのです。これは何か危ないものなのでしょうか?


A:これは特に問題は無いし、とてもパワフルな使い方と言っても良い内容じゃな。

これは質問コーナーの「2014/11/3  八巻のエネルギーやワイヤーについての質問」が参考になるから、まずは先に目を通しておくのじゃ。

http://mahoukoubou.jimdo.com/%E6%96%B0-%E9%AD%94%E6%B3%95%E3%81%AE%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC2/%EF%BC%98%E5%B7%BB%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/


こうしたワイヤーを利用したパワーの使い方はとても効率がよくパワフルじゃが、まぁ…単純な視点においても空から光の力を取り入れるのと、宇宙規模で取り入れるのとでは規模の差があるから、ある意味では当然といえば当然じゃな。


ただしこれは、エネルギー慣れしていないと力に振り回されるかもしれないからな。

だから、お主自身もエナジーワイヤーでエネルギーを上手く使いこなせるボディへと進化していく必要性はあるかもしれぬ。

後は…大きなエネルギーに驚いて、お主自身が不安を感じたのも一因だと思うので「大丈夫だ」という安心感を持つと剣の扱いが格段に楽になるはずじゃ。

(人は未知の物に対しては心理ブレーキが発動しやすいからの)

これらの知識をお主が理解することで、ガイドのリミッターも外れて、自然とその剣も扱いやすくなるはずじゃな。


これは以前も話したが、魔法使い入門は1、2、3,8巻の組み合わせが基礎力を引き上げるのに最適じゃからな。8巻のエネルギーを利用してバリヤーやブレードに繋げていくのはとても良い内容と言えるぞ。



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2014/11/13 8巻のエナジーワイヤーについての質問
Q:ワイヤーについての質問です。日常でも使いやすいようにワイヤーを素早く展開できるトリガーなどの技法はありますか?

うむ、よい着眼点じゃな。
深度や練度を深めるためにじっくりワイヤー鍛錬を行うのも良いが、日常においてはそうした素早い展開の需要もあるからな。

トリガーのやり方は指先を使うと良いぞ。
「指」というものは体の中で最も思念が集まりやすく、同時に思念を飛ばしやすい部位でもある。
今回の例ならば、ワイヤーを展開する時に右手人差し指を天へと指差し。
左手人差し指を地へと向けるなどじゃな。
こうする事で意識の線「意線(いせん)」が素早く上下に伸びて、ワイヤー展開が素早く行える。

指の使い方は魔法使いの技の1つ「印」を結ぶ時にも役立つからな。
この「印の技法」については、いつか魔法使い入門でも教えたいところじゃな。


Q:8巻のエナジーワイヤーで、ワイヤーを拡大してバリヤーを広げる事で、場の浄化は可能でしょうか?
また、このエナジーワイヤーの拡大というワンアクションで、バリヤー展開とブレードでの場の浄化を同時に出来たりは可能でしょうか?

A:うむ。お主は8巻を学ぶことでブレードの応用範囲を劇的に広げたからな、そういった使用も可能じゃ。
注意点としてはブレード(ワイヤー)を膨らまして形成されたバリヤーは、その作り出された工程ゆえに、通常のバリヤーに比べて割と攻撃的な形質を含むバリヤーとなるからな。
そこを理解した上でケースバイケースで使うのがベターじゃ。


Q:エナジーワイヤーをコアと宇宙に繋げる時に会陰から刺すイメージをしますが、会陰からと言うのはやはり意味があるのでしょうか?

A:会陰から貫通する意味は、これはそのラインを通していくのが「人の生体構造」として一番正確な直線が形成しやすく、一番遠くまで届くワイヤーを形成しやすいという観点からの行為じゃ。
ただしこれも人の体質や個性により変化するので、これが万人にベスト!というわけではない。
どんなに良い技法でも、その人個人にとってやりにくければベストでは無いからな。
ワシが教えた方法を基礎として自分自身でベストなやり方を模索していくのも大切じゃな。



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2014/11/7  8巻のヒーリングについての質問
Q:八巻の色ヒーリングについてですが、私は色をイメージすることがあまりうまくありません。何か良い方法はないでしょうか?

A:色イメージが苦手な場合には「物理手段」によって補助するのも有効な手段じゃな。色をイメージする時に実際にその色を持つ物体を目にしてやってみると良いぞ。

例えば果物のオレンジや赤い車など、そういった物を目にしながら行う事で自然にイメージもしやすくなる。
これは何でも構わないので、色紙などがお手軽に各色を揃えられる面でオススメじゃな。

他にも、より強いパワーを得たい場合には自然界に存在する物を使うと更に効果的じゃ。例えば黄金色の朝日、真っ赤な夕日、森の緑、青空などじゃな。


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2014/11/5  8巻ヒーリングとブレードとガイドについての質問

Q:第八巻のヒーリングに関して、体の表面を輪郭として意識するというパートがありますが、その際に輪郭を変形させることで体型の調整、いわゆる整形のような事も可能なのではないかと思いましたがどうでしょうか?
また、エネルギー補給の際に予備などとして予めブレードを複数本生成することや、同様にガイドの複数体同時契約及び、補助内容を分担させる事も出来るのではないかと感じましたが可能なのでしょうか?

A:最近のお主の質問は本当に的確な物が多いな…と、ワシは最近この出だしばかり言っておる気がするぞ。
まず輪郭の件じゃが、結論から言えば可能じゃ。
例えばボディビルなどでも自分の理想とする体格をイメージしながら筋トレするのと、イメージせず筋トレするのでは出来上がる肉体が明確に変わるケースも多い。
また、こうした意識による体型変化は、催眠や洗脳の有名ドコロでも割と使われている場合があるな。

お主は魔法使いとして、こうした意識の力が特に強くなっているため、真剣に体型を書き換えようと念じれば、少なくとも…何も念じない場合に比べたら格段に効果が出ることは間違いないな。
そうしたことを望む場合には、目を閉じて自分の理想のイメージラインを思い浮かべつつ、両手で体の外側の空気を、オーラを撫でるように優しく理想のラインに合わせてなぞってゆき、イメージ強化するのがベターじゃ。
これはなぜかというと、目をあけて行うと「今の体型」を目にしてしまいそこで心理ブロックが生まれる。それを防ぐために、目をつぶって理想のラインをイメージするわけじゃ。
同様に、両手で体の外側の空気をなぞるのは、理想のラインを擬似的にイメージするためじゃ。
直接体に触れてしまうと「今の現実」を見てしまうからな。

ブレードを複数所持するのも確かにオススメじゃ。
かくいう作者もこの夏に、メインのブレード以外にも目的別の特化型ブレードを4本作り出していたようじゃからな。
ガイドも同様に、複数契約や目的別に契約を結ぶのも、とても賢いやり方じゃな。

ポイントとしては、複数ブレードや複数のガイド召喚時は、同時制御をするため精神力やイメージ力、コントロールが特に必要となる、それゆえに脳のメモリ管理には特に注意じゃ。
せっかく役割分担で効率化をしても、制御がうまくいかずにそれぞれのパワーが薄くなってしまったら意味が無いからな。
必要性に合わせ少しずつブレードやガイドを増やしてゆき、稽古の進みに合わせて制御数を増やしていけば、どんどんとやれることが増えていく。
その意味でも、お主の着眼点は非常に優れていると言って良いな。



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2014/11/3  八巻のエネルギーやワイヤーについての質問
Q:ワイヤーを伸ばす過程のイメージは毎回やった方がいいですか? それとも一度辿り着いた場所を直接イメージして過程をショートカットして辿り着くのはアリですか?

A:時間がある時は過程を踏んでじっくり伸ばしていくことをおすすめするが、既に一旦出来てしまえば、そこに取っ掛かりが生まれているからのう、お主の言うとおり直接イメージで一気に辿り着くこともアリじゃ。

実用的な使い方としては日常生活シーンでは直接たどり着くやり方で、家の稽古でワイヤーの練度や精度を上げたい時には過程を踏んでじっくりと行うのがバランスが良いかもしれんな。


Q:流れてくるエネルギーは一度胸か丹田に溜めた後に循環させて方がいいでしょうか? それとも特に意識せず循環させたほうがいいでしょうか?

A:これは個人の気質や所持する知識に合わせる感じになるな。
例えば気功やチャクラの知識や学びがある者の場合なら、ハートや丹田を意識してそこで貯めこんでから循環させる方がエネルギーを練られてしっくり来る場合が多い。
逆にそういった修練をしていない者であれば、特に意識せず全体に循環させたほうが効率が良いケースが多いな。


Q:この8巻のエネルギーでバリヤーは張ったりブレードを作ったり出来ないでしょうか?

A:お主鋭いな…。
指摘のとおり、バリヤーやブレードは、主に視界に入る範囲の光を素材として使用していたわけじゃが…。
これらのエネルギーソースを8巻の技法と合わせれば………。


Q:先日のQ&Aの『太陽系越えなど遠くまで伸ばす事を意識しないのであれば体を包める太さのチューブにして全身を包み込むのも大いにアリじゃ』の記述を読んだ時に、範囲的にバリアみたいだなと感じ、同時に、ワイヤーをチューブにして全身を包めるということは「バリア」として運用できないのかと考えました。
また、バリヤーの光を集める時に玉ではなくブレードとしてイメージする。
それを体に纏わせる時に太い筒・チューブなどに変化させて纏う。
もしくは一度エナジーワイヤーとして体に入れた後に体の外まで太くして纏うなど、
こうした方法でブレードをバリヤーとしても扱うことは可能でしょうか?

ブレードをバリヤーとして扱うことでブレードとバリヤーの鍛錬が同時に出来たり、さらにそのブレードでコアと宇宙に繋げたならと可能性を感じています。
またこれが可能なら逆にバリヤーにブレードの性質を持たせることは出来るのでしょうか?

A:先ほどの質問も含め、最近のお主はワシですら時おり驚くような質問をしたりと本当に鋭くなってきておるな…。

結論から言えばそれは可能じゃ。
理論や、やり方の順序はある程度あるが、前半の質問内容に関しては、今学んでいる範囲内の延長でイメージするだけで充分に行うことが可能じゃな。
もちろんブレードとバリヤーの同時鍛錬やブレードでコアに繋げるなどの行為も、お主のイメージ力次第で可能じゃ。
というよりも…こうして質問をしてくる時点で、お主の無意識は既に答えを理解しているはずじゃ。
後はそれを自意識領域にまで降ろし、自分がしっくり来る練り方でイメージをふくらませてゆけばよいのじゃ。

お主がこうした鋭い気付きを持ち、今まで教えた魔法を組み合わせ新たなる可能性を模索していく行為。それこそがワシが話していた応用であり、お主だけのオンリーワンの技法でもある。
こうした進歩と気付きを見せてくれる事は本当に喜ばしいことじゃ。
師匠としても誇りに思うぞ。



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2015/11/2
Q:「人は嫌な目に遭うと、その嫌な気分になった分だけエネルギーを攻撃者に奪われるという法則がある」とのことですが、攻撃者側に全く悪意の無いケース(例えば、相手の為を思って行動したが、結果的に相手の気分を害してしまった場合)などは、失われたエネルギーやカルマはどうなるのでしょうか?

A:お主、かなり鋭い質問をしてくるな…。
これはいずれは話しておきたい内容だったので教えるとしようかの。

全てにはTPOがあり、それにより結果は変わるが、例えば今のケースであれば…
攻撃された者はエネルギーを失い。

攻撃した者は悪意や意図を持たない場合では、エネルギーはほとんどその者には渡らず。

逆にその攻撃を扇動する原因となった、誤った知識基盤を与えたモノなどにエネルギーの大部分が移動する…といった感じじゃな。

良くも悪くも、無自覚な攻撃はお互いに得をしないという意味で、微妙な結果をもたらす。

理解を深められるよう、今度は少しダイナミックな例えで、より奥まった知識を教えるとしよう。

例えば、この星を救う救世主が生まれたとしよう。
その救世主の存在を疎ましく思う「元締めの悪意」が、その救世主が不利な立場になるように、誤った常識や悪しき信念をこの社会に蔓延させたとする。
その誤情報に突き動かされ、元締めの取り巻きやマスメディアが救世主を吊るしあげたとしよう。
そして、扇動に突き動かされる形で、ある者がお門違いな正義感や義憤に駆られて救世主を殺すことを実行したとする。

殺された救世主のエネルギーが100万パワーだとしたら、
エネルギーの移動は、殺した者に1万。取り巻きとマスメディアに9万。元締めの悪意の手に90万が入る。
つまり裏で操っている元締めがほぼ総取りじゃな。

これがこの星で行われている詐術の実体じゃ。
誤ったルールを流布すれば、そのルールに従った者は全て、ルール制作者の手のひらの上のコマとなる。
真実かそうでないかは関係なく、マスメディアがただ己に有利な報道のみを垂れ流しているのは、こういったエネルギーの移動ルールを一部の特権層が知っているからじゃ。

…とまぁ、ここまでが、この世界で知ることが出来る知識の限界じゃ。

実はこれには更に奥がある。
そう…お主の言うとおり「カルマの精算」が完全に抜け落ちているのじゃ。

先ほどのやり口では、確かに奴らは表面上では得をする。
だが、カルマの切り口で内部パラメータを見ると実際はこうじゃ。

1:誤情報に扇動され殺した者は100万の負債を持つことになる。

 

2:取り巻きとマスメディアの場合だと。

そうした実際の100万の負債に「報道などで扇動した人数」を掛け算する事になる。

例えば10000人を扇動したら、100億の負債じゃ。

 

3:ルールを作り上げた元締めの場合だと。

「ルールに翻弄された全ての人数」に「ルールで被害を受けた全ての人数」を掛けて、更に「悪影響を及ぼした全ての時間」を掛けてゆく感じじゃ。

これはもう途方も無い数字というか、ある意味では計測不可能じゃな。

 

4:最後に殺された救世主の場合には。

補填の法則として、1~3が払わされるエネルギーを総取りする感じになる。

奴らが搾取したエネルギーをボーナス付きで返してもらえるという感じじゃな。

今書いた内容はアバウトかつ控えめに話しての数字じゃ。

実際に2と3が背負うカルマの負債はこんな生易しいものではない。
「あまりに悪どいことを行うと、カルマの多重債務に落ち込み、二度と抜け出せなくなる」と言ったのは、これが原因じゃ。

 

と同時に、これこそが、お主たちをこの鎖国のような星から外に出したくない都合の正体でもある。

「詐術の惑星 魂の牢獄」から逃げられたり、外の世界を感知されてしまえば全てを識(し)られてしまうからな。

詐術というのは仕組みを知られてしまえば、全てが本来の流れに戻り、今まで掠め盗ったエネルギーも配分し直されてしまう、しかもカルマの罪状のオマケ付きじゃ。

誰しも復讐されるのは怖いからのう…ククク。


他者から富や命、エネルギーを搾取する存在であればあるほど絶対に反省しないのは、引かないのではなく、多重債務ゆえに、もはや「引けない」のじゃ。

それと同時に、奴らが死の間際には普通では考えられないほどの見苦しいあがき方や絶望と恐怖の表情を浮かべるのは、この事実を無意識に感じ取っているからじゃな。
死ねば何が待っているか、最終的にどんな目に遭わされるかを理解しているから、それはそれは…言葉に言い尽くせぬ恐怖を感じるのは当然じゃ。



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2014/11/1 8巻のエネルギーについての質問

(23:23質問追加)

Q:世の中には見るからにみっともない人間がとても評価されていたりと不思議なことがあります。あれは何故でしょうか? 大魔法使いちゃんが言っている信念体系などとも関係がありますか?

A:うむ、そうじゃな。
人の信念というものは数が増えることで強力な力を帯びてくる。
それは「思い込み」であっても「他者から刷り込まれ、そう思い込まされているもの」であっても同じじゃ。
そう思い込む人数が増えてくると、シロでもクロになったり、その逆になったりもする。
数多くの人間が思い込むと、その信念により星が覆われる、すると人はまともな判断ができなくなるわけじゃ。
例えば「金は人の命より重い」や「金を稼ぐ人間が偉い」「金を稼ぐためなら何をしてもいい」「命よりもコスト優先」などの信念がその典型じゃな。

また、大部分の人間は数字や名声に弱い。
だから有名な人間や、マスメディアでもてはやされている人間を無条件で受け入れてしまう。

学校教育も同じじゃな。
あれは他のまともな世界から見たら、ほぼありえない基準で人をランク付けしている不自然な機関じゃ。

 

マスメディアも多くの信念に悪影響を与えているな。

あれも意図的にやっているものだからな。

加えて人は言語に騙される。
愚劣な人間を見た時に、お主が感じる違和感や嫌悪感は、普通の人間には感じ取れない。
それは非言語を持っていないからじゃ。
非言語能力が無ければ、人はうわべの言葉に騙される。
その人間が持っている気配や邪悪さ、醜悪さや下心の全てを見透かすことが出来ない。
従って、うわべだけ格好の良い事を喋っていれば、ほとんどの民衆はそれに騙されてしまう。
もちろんその者の性根など見抜けるわけがない。

今話したのはほんの一例じゃ。
つまり、この星に住む人間は、ありとあらゆる詐術によって、まともな判断能力を失わされているわけじゃ。

人は思った以上に自分の意志で物事を判断しておらぬからな。
鋭い視点の人間から見れば、大部分の人間は夢遊病者、もしくはロボット同然じゃ。
明らかに品性下劣で醜悪な存在を見ても、お主のように判断を下せずに良い評価をしてしまうのは、そういった生物としての感性や知識、基礎力に大きな差があるのが原因じゃ。

とはいえ、最近はブラック企業のような搾取の典型などに嫌悪感を示す人間が増えてきているも事実なので、確実に全体としての意識は良い方向に進んでいると思うぞ。
まぁ、そういったセンスを磨くという意味でも、やはり非言語能力は最強じゃな。




Q:ネットを見ているとイライラや不安から攻撃的になる人もいますが、中には明らかに最初から相手を貶めるのを目的としていたり、意図的に煽ってきたりする人間を見かけます。
あんな事は無駄な行為だと思うのですが、あれにも意味があるのでしょうか?
エネルギー的な見地から教えてください。

A:あれにもちゃんとした意味はあるぞ。
エナジーバンパイアと呼ばれる人間は、本質的には自分でエネルギーを作り出す事ができない存在じゃ。
いわば文字通りの寄生虫、何も生み出せず、この世界に何も貢献できていない存在じゃな。
エネルギーが無い存在というのは、見た目はともかく、非言語や本質的目線で見ると既に死んでいるか、もしくは幽霊のように気が薄く消えかかっている存在じゃ。

そして、自分でエネルギーを作り出せない消えかかっている存在は、よそからそれを奪うしか自分を維持する方法がない。

そうした存在が自分を維持するために使う最後の手段の1つが「攻撃」じゃ。
7巻のドリームマスターでも話したが、人は嫌な目に遭うと、その嫌な気分になった分だけエネルギーを攻撃者に奪われるという法則がある。

こうした「薄い存在」はその法則を利用して他人に迷惑をかける事で、その存在をかろうじて維持しておるわけじゃ。
ああいった薄い存在は、他人が自分に意識を向けてくるだけでも滋養になる。
つまり…あまりにエネルギーが無さ過ぎて、敵意や悪意すらも栄養になるくらいにスッカラカンなわけじゃ。
そういった輩は、エネルギーの本質的には枯渇して死ぬ寸前なので、誰かを攻撃して意識を自分に向けてもらわないと生きていけない。
言わば、他者の敵意を浴びてギリギリ延命しているというのが実情じゃ。

今の知識を学んだことで、なぜネットの掲示板で「荒らしにはスルーが一番 荒らしにレスは滋養です」と語られているのか。
なぜ「憎まれっ子世にはばかる」という言葉があるのかを、お主は理解できるはずじゃ。

この世界にはまがい物の知識や嘘ばかりが浸透しているからな。
星の単位で見れば、いつもニコニコしているだけの取り柄のない太った青年や素朴に生きる者の方が、年に100億稼ぐ経営者よりもはるかに役立ち、星に貢献している事例などいくらでもある事じゃ。
ただ、この星を覆う信念体系があまりに歪なため、本来評価されるべき存在と寄生虫の立場が逆転していることもしばしばじゃがな。

そうした目で見れば、インターネットの掲示板、動画投稿サイト、SNS、質問サイトや評判サイト、あらゆるシーンでエナジーバンパイアが生息している状況が見て取れるはずじゃ。


知識を持ち、感性を磨けばそれを見透かすことが出来る。
見透かしてしまえばそうしたエネルギーの詐術は全く効かなくなる。

これは是非、覚えておいて欲しい知識じゃな。

 
 

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2014/10/31 8巻のエネルギーチャージについての質問

Q:ワイヤーはなぜ細いのでしょうか? 太いほうがエネルギー供給をイメージしやすい気がするのですが、エネルギーの過度な供給を防ぐためでしょうか?

A:これは体内を通っているワイヤーが武術で言う正中線、バレエでいうセンターの役割も果たしているという背景があるな。

例えば太い丸太を持って遠くにいる相手を指すのと、細い支持棒を持って遠くの人を指すのであれば、細い棒の方が相手を指し示しやすいであろう?
これと同じで、ワイヤーが細いことにより上下を貫く線の精度を無自覚に高めているという感じじゃな。
これが太いと上下へ伸ばすワイヤーの方向と照準が無自覚に雑になり、その結果「あまり遠くまで届かせられなくなる。届いても照準が甘い」という事態になりやすい。
それを防ぐための意味合いが大きいな。

だが逆に、太陽系越えなどの、あまり遠くまで伸ばす事を意識しないのであれば、体を包める太さのチューブにして全身を包み込むのも大いにアリじゃ。


Q:体に通したワイヤーは常日頃、日常での活動時にも意識していいのでしょうか?

A:それはとてもオススメじゃ。
日常でも動きの質が上がったり安定感が生まれてメリットが大きいな。
後は、やりすぎてのぼせたような気あがりにならないよう、そのあたりは個人の体調や気質などによって適度に調整することは必要じゃな。