このコーナーは琴音ちゃんが音の技法についての質問に答えるコーナーです。
2017/1/13 オトダマ
Q:第三巻の感想です。
体操は単純で覚えやすいけど、侮るなかれ。
術後、ホントに神社で祝詞唱えたらえらいことになりました。蝋燭の火が蝋燭と同じ長さまで火柱が一瞬ですが上がり、更には鈴も。
喜んでらっしゃるのでしたらいいのですがねぇ。
まあ祈る内容は世界平和なのでせめて来年は大難が小難になればいいなぁ。
呼吸法&イメージ法も素晴らしく。これで真言や祝詞を唱えたらもう恐ろしい結果になるのは目に見えてるので抽象度の高い祈りにしておかないと却って個人の身には大変な事になりましょう。
そのくらい高度なエネルギーとなる方法なので。
新たなエネルギーっていうのは、メタンハイドレードや太陽光っていうようなものではなく、サイコパワーのような気がしてきてまする。
使い方を今迄誰も教えないまたは出し惜しみしてただけでは?
今回も貴重なメソッドをありがとうございました。
A:これはいいお便りね!
しっかし…小町ちゃんの質問の方でも思ったけど、あなたは体質なのか蓄積した修行量の関係か真言や祝詞などの言霊系にほんと適正あるわよね!
こうした言霊の力は音の力自体だけでなく、その響きがもつ力、更にはそれを唱えようとする時の術者の脳波状態自体にも力が生まれるからね。
今はまだ機器の発達や研究レベルの関係からわかりやすい形で解明されてはいないけど、鍛えた術者の中には体感的に「言葉には強い力がある」ことを理解している人が多いからね。
こうしてオトダマ家の技法に理解を示してくれてなおかつオイシイ情報をシェアしてくれるあなたには感謝感謝だねっ!
2016/9/22 オトノワ
Q:オトノワを聴いてから寝てました。
心の声みたいなものが雑味なくダイレクトに世界への影響へと伝わる感覚を今持ち始めてます。
とりあえずメモとしてもここに書いて想起しやすいようにしておきます。
言葉に頼らないのに大声を伝えている感覚。先日の二作品からの影響もありますが、すごいを通り越した自然といった在り様です。
もう少し浸ってみたいと思います。
目を開けたまま世界とつながっている、感じている感覚でしょうか。
A:「閑さや岩にしみ入る蝉の声」じゃないけど、こうした音の輪の力は純度高く行うとそれ自体が周囲に浸透するような凄まじい力を発揮するからね。
あなた自身の集中力の強さもありそのあたりの感性と力が強まっているかもだね。
あなたが得たような感覚を他の人が擬似的に理解したい場合は、四季が豊かで静かな品の良い日本庭園がある家屋の中で、パン!と手を打ち鳴らしてみたり。
きれいな池がある静かな庭園で手を叩くと、似たような境地に達しやすいかもだね。
和の心や文化とオトノワはとても相性がいいからオススメよ。
2016/3/29
Q:音に敏感な自分に丁度ぴったりな技法があると聞き、さっそく購入して訓練してみましたので感想を。
最初は無音展開が上手く来ませんでしたが意識体術の丹田のメソッドを学んでからは丹田を(イメージで)震わせればいいのだなと理解し、それからはスムーズに展開出来るようになりました。自分の望むレベルまで強化するためにはもう少し鍛錬が必要ですが。母音を発音することによるオトカベの展開はうねるようにウー↑ウー↓とやっていましたが少しやりにくいのでウーオーウーオーと2音を使うとしっくりときます。イメージ的にはウーでオトカベが薄くなってオーで厚くなる…波打つような感じでしょうか。
オトカベ1つだけでも工夫しがいがありましたので次巻も楽しみです。
A:応援ありがとっ!&いい感じの工夫をしてるわねっ!
確かにあなたの言うとおり「ウーオーウーオー」のやり方はとても効果的といえるわ。
一音では平板かつ単調になり音の感覚を維持しにくい時でも、二音を移動することで音の変化や体感に気付きやすくなるし、二音を扱うことで音の応用性も身についてくるからね。
タイミング的にピンときたら、その要領で母音の5音を移動してみるのもおすすめかもだよ。
2016/2/9 今回は主にお頼り的な内容になるわね!
Q:本日、オトカベの教材を購入させて頂きました。
・・・このような恐ろしい情報(ほんとに)を手に入れられる現在こそ素晴らしい時代だと感じつつ練習させて頂きました。
先日購入の風船呼吸とリンクしてて学びに入りやすかったのと、コトネ先生のフランクさに助けられました。おかげで違和感なく世界に入れましたし、充実した練習ができました。
ありがとうございます。
音のバリアという概念とアイテムの聖別化の具体的方法もお教えいただき、この娑婆世界で「物理的」な力として使えそうです。
A:レッスンを気に入ってもらってあたしも嬉しいわ!
音というのは音楽から騒音まで色々あるけど、生活の中で最も身近でありながらも意外と見過ごされやすい要素だからね。
こうして改めて言葉として言ってもらえると、あたしとしても次回もがんばっちゃおうかなーってカンジになるわね!
2016/2/8
Q:オトダマコトネ、発売おめでとうございます!
早速訓練させていただきました。驚きの一言です。
特に、無音展開状態で物に触れた時、物が、かすかに振動しているのを感じました。
無音でも振動を記憶して響かせられるということに気がつきました。単純に見えて、これって悪用厳禁のとても恐ろしい技術だと思います・・・
今回、特に姿勢に関しては何も無かったですが、立った状態の良い姿勢で訓練推奨でしょうか?
声量を出すことが目的ではないので座った状態でも問題なくオトカベは展開できましたが・・・慣れてないと座った状態で腹から響かせるのは難しい・・・というのは私の過去の経験です。
A:無音展開についてだけど、体は微細な振動を感じることも生み出すことも出来るからね。その意味でもこの内容はかなりの重要ポイントを示しているわ。
こうしたインプット、アウトプットの力は体を細かい単位で認識できるほどにより高性能になるから流体化の稽古があるとさらに捗るわよ。
後半の姿勢に関してだけど、これに関しては姿勢は何でも構わないわ。
あえて言うなら「立つ」か「椅子に座る」か「床に座るか」だけど、自分がやりやすい形でレッスンすると良いカンジかな?
立って行うのは基本として良いけど、実は座って行う方がやりやすいタイプの人もいるの。
これは主に下半身の安定と姿勢の補助、腹圧の関係が大きいわ。
足の代わりにがっちりとした椅子に座った方が体を安定して支えられるタイプもいるし、椅子の背板がないと姿勢が維持できない人もいる。
床に正座すると丹田が落ち着き安定する感覚を持つ人もいるわ。
これは声楽とは少し違った部分で、声を響かせる前に「ハラを据わらせる」という部分がポイントになるわけね。
とりあえず立った状態、椅子に座った状態、床に座った状態で自分がどれがやりやすいかを探してみるのもいいかもだね。
この質問のおかげでレッスンが更に効率的になったわね。
ありがとっ!
Q:ところでコトネちゃん超エロげふんげふぇんやめろ
A:ふふーん!
第一巻にして早速あたしの魅力を理解しているみたいね。
女の子を見る目もあるなんて、なかなかやるじゃない!
2016/2/7
Twitterの方でお便りをいただいたわ。
とてもいい内容だったから、せっかくだからここにもリンクを掲載しておくわね!
感想の部分で楽器の話が出てたけど、これは凄くいい手よね。
自分では絶対出せない音を単にイメージするだけではいまいち体感が弱い…そうしたケースでは「楽器」を使えば素晴らしい補助イメージが生まれるわ。
これの良い点は、音を出すためには自分が操作しなければならない部分ね。
これだと「自分の出せない音を、自分の手で操作して、実感を持ちながら出している」わけだからね。このアクションが持つ意味は大きいわよ。
その意味ではシンセサイザーやキーボードに音を割り当てて、自分の操作で好きな音を出すのは「本来は出せない音を、自分の手で練り出す」という感覚を持つのに最適とも言えるわね。
2016/2/6
Q:この人気声優を起用したのは誰だぁ!…失礼しました。オトカベ発売おめでとうございます。すぐにオトカベ視聴させていただだきました。
オトカベをやった感想です!
いろいろな作品をやっていたため、ハラの概念がぶれそうでした。
しかし、今回のハラの説明で自分の中で魂の在り方がそれぞれの器官に対してポータルを開く感覚であると閃きました。
なのでどこから声?を出しても問題なくなった気がします。
もちろん基本は物理に近いハラなんでしょうけどw
あと誰でもやってたと思っているのですが、気に入った音楽を脳内で再生するあれを、今回のオトカベを利用して自分の歌を何パターンか作るとよさそうな気がしました。
アニメだと活躍している時の主題歌や固有テーマがあるのはやっぱり強かったと再認識です。
それとソウオンも自分のオトカベで包みこむ事で中和したり加工したりと楽しめそうです。
聞いているととってもわくわくしたので、次も期待してます。
A:早速のお便りありがと!
ハラというのは普段使っている部分だけど、それを改めて概念レベルで認識してから意識して使うと、今までよりも意味も効果もかなり違ってくるからねー。
その意味でも今回のレッスンが、あなたにしっくり来た内容になったのは嬉しいし、いいカンジよね!
アニメの主題歌等を利用するのも本当にいい手ね。
こうした既存作品をうまく使えば素早く効率的に効果的なイメージを作り上げる事ができるから、ドンドン利用するのをおすすめするわ。
それと…騒音をオトカベで包み込むというのは、あたしがそのうち話そうかと思ってた内容だったのに、もう先回りして理解してるとはネ…こりゃ忌さんが言ってた通りの凄い才能ね。
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■もう1つのお便りを紹介するわ!
Q:このたびは、新シリーズ「オトダマコトネ」の発売おめでとうございます。
さっそくではありますが、とても興味深い作品に、是非ご質問をさせていただきたくメールをお送りいたしました。
まず「音」についての技法の質問から
Q1.展開される音の種類について
作品内では主に「声」を使っての振幅を練習しましたが、それ以外の音についても同様の技法として使用できるのでしょうか?
例えば、一定の振幅というと「音叉」や「トライアングル」のような金属音などがありますし、各諧調となると、「ピアノ」のような楽器が分かりやすいかと思われます。
強い振幅の音だと「チェロ」「バイオリン」のような弦楽器の振幅もあります。
また、それが可能であれば「声」に関しても自分以外の声の使用による展開として、自身が男であった場合には「女性の声」逆に女であった場合には「男性の声」等、実際には発音できない音や声をイメージ上で、「無音の壁」などとしての応用は可能でしょうか?
A:これは可能ね。
これもいずれ話そうと思った内容だったけど…本当に理解が早いわね。
注意点としては概念的には音を無音展開できても、自分の声帯で出した時に「似てない…」と感じて自らの意志でテンションを落とさないようにすることね。
つまり…難しそうな音を出す時は物理音として出さずに無音展開をした方が無難ってカンジね。
Q2.音と振動の違いについて
今回の技法の練習内容として主に、「振るえ」の部分をイメージのトリガーとして使われている印象でしたが、この「音の技法」に関しては「音」であることとしての意味と「振動」であることの意味は別とするか、それとも同じとするか、あるいは一体にすべきでしょうか?
「音」を主としてとらえた場合には、固有の音声や音楽などにそれぞれの力を持たせたり再現できるような気がしますし、「振動」を主としてとらえると、状況によらず「振幅による振るえ」自体に由来するため、汎用性は上がるように思います。
A:これはあなたがどちらの単語に反応するかわからなかったので両方単語を使用したという点が大きいわ。
だからこれはどちらも同じように一緒くたに捉えるってのが正解ね。
あえて分類するとしたら「音」は概念やイメージとして使う時に、振動は物理的な効果やバリヤーなどの体感としてわかりやすくする時に使い分けて考えるとベターかもだね。
Q3.「2」の内容の応用について
実際の生活シーンの中ではいきなり変な声や音を出すわけにはいかないため、「無音」による展開が主になるかもしれませんが、これの練習にさいして、いくつか思いついたものがあります。
例えば会話する際などにイメージの中で、「実際の自分の声とは違うが、その効果を持たせたい音や声」を再生しながら発音することで、その効果を上乗せさせることはできないでしょうか?
また、「振るえ」についても、自身では生み出せないような「振動」でも例えば
「スピーカー」や「携帯のバイブ」もしくは「車のエンジン」等固有の振動を持つものに直接手を触れてそれを覚え、イメージ上の再現として使用するのはいかがでしょうか?
あるいは上記のような内容ではなく、直接自身に発生できる「音や振動」に由来したほうが良いのでしょうか?
A:「実際の自分の声とは違うが、その効果を持たせたい音や声」に関しても可能よ。これはQ1のレスを参照するといいわね。
「スピーカー」や「携帯のバイブ」のくだりに関しても、それもあたしがそのうち話そうとしていたことなのに…うう…やるわねホント。
これも無音展開で行うと良い内容で、そのためにも流体化で体の単位を細やかにしておくことをおすすめするわ。
ちなみにこうして振動や波長の記憶が流体化でうまくなると広義にはサイコメトリー的な能力の開発、あとエピソード記憶の強化にも繋がるわね。
波長や振動で物事を覚えようとすると自然に共感覚が鍛えられるから物覚えがよくなるし、特に人との会話とやりとり、出来事などを記憶するエピソード記憶能力が強化されやすいわね。
Q4.リズムについて
補足知識にて「スタートレック」の固有周波が挙げられていましたが、これらと絡めて、今回の技法には「直接の音」でなくともいわゆる「リズム」や「調子」といったものとの関わりが深い気がしました。
私はよく、何かの作業中など調子が良いときに、途中一拍手を止めたり、呼吸を整えたりしなければならない際に、その「リズム」が崩れないように「指でタップ」するなどして、別に何に意味のあるものでもないのですが、「その時点でのイメージ上のリズム」を何らかの形で継続させることで調子を保つ、ということをよくやります。
このような、「調子」に関わる部分も、今回の技法とかかわりのあるものでしょうか?
A:これも大アリね。これに関しては忌さんが「拍子と裏拍子」という拍の技法で詳しく教えると思うけど、固有の調子は自分の生体リズムを保つのに大いに役立つからね。
ボールペンをぐるぐる回したり、指で机をトントンしたり、貧乏ゆすりなんかも実際には自分のリズムを取り戻す一種の結界儀式だから割と重要なものなのよね。
2016/2/5 音壁と全般についての質問
Q:こんにちは。いつもサイトの更新、作品製作お疲れ様です。そして有難う御座います。
ところで、すでに聞かれた質問かも知れませんが、意識体術の自由稽古音源のことで、質問があります。
実は、あの音源は生活の中でも頻繁に使わせていただいているのですが、本当にすごく集中することができるので、何かそういう工夫をした音声なのかと思うのですが、そうなのでしょうか?
音源を聞いたイメージだと、波ひとつ無い水琴窟の中で座禅をしつつ、白を基調にした精霊のような人が歌っている声を聞いているイメージです。
それと、もうひとつ質問させてください。
つい先ほど見つけた、音壁の技法のことなのですが、自分固有の音の壁を作るということにヒントを得て、すごく集中したときに、体から聞こえてくる「ピー」という音を引き伸ばして、体の周りに壁を作ったのですが、これもひとつの方法でしょうか?
あまり人にイメージを伝えるということに慣れていないので、すさまじく分かり辛いかと思うのですが、もしイメージできたら回答をお願いします。
音壁の技法の販売開始、楽しみにしております。
A:今回の質問だけど、これはデビューも兼ねてあたしが答えるわ。
まず自由稽古音源についてだけど、これは屍さんのような強力な存在が声で誘導しているという点も大きいわね。
「声の誘導」というのは世間では効果があまり認知されていないけど、実際にはかなりの意味や力を持つわ。
例えば「お腹をゆるめる行為」を行う時に、一人で行うのと、他人に「お腹を緩めて…」と言われて誘導されて緩めるのでは、緩められる段階がかなり変わるわね。
ましてや誘導・指導してくれる人が強力な力を持つ存在なら尚更よ。
まほー工房の音源はバイノーラル等の特殊な音源加工はしていないけど「ガーミネーション」の安曇野栞ちゃんが用いる「思いや思考の力」を利用して見えない工夫を練り込んでいるから不思議と集中しやすくなるのは事実ね。
それと、発表前に音壁の技法を早速見つけてくれてありがとね!
あなたが作り出した内容はとてもいい内容よ。
これは本編でも話す予定だけど、自分固有の周波数を身に纏うのは極意の1つなの。
付属の補足知識PDFにも書いたけど、例えば映画スタートレックの世界ではシールド周波数という考え方があって、それぞれの船には固有のシールドの値設定があるの。相手はこの固有周波数を解読して同じ周波数で砲撃するか、周波数ごと吹き飛ばすパワーで攻撃しないとシールドを破れないわけね。
あなたが生み出した音はあなた個人が親しんだ固有の音でもあるわけだから、それを利用するのは合理的かつ鋭い視点と言えるわよ。
音の技法はこの世界で実際に力を行使しやすい技が多くなる予定だから、あなたも機会ができたら是非学んでみてね!
2016/2/5 オトカベについての質問
Q:自分は気が弱いせいか小さな物音や声にも敏感に反応してしまいバリアも役に立ちません。何か有効な術はありませんか?
A:これは先日の「魔法の質問コーナー」に出た質問だけど、こちらのコーナーにも最適な内容だったから転載も兼ねて答えるわね。
こうした出来事は「自分の周波数や振動じゃないものがイキナリぶつかってくる」からビックリするパターンが多いわ。
あなたはただでさえ鋭い感覚持ちなのに、音のバリヤーを身に纏っていない無防備状態…いわば裸同然の状態でイキナリ変な音の衝撃をぶつけられたらそりゃビックリするわよ。
こうしたケースでは「音壁」を作り出すことにより、かなりの比率で衝撃を減らすことが出来るわ。
自分の体を音の振動で包み込んでしまえば、外部から大きな音が来ても纏った振動で緩衝したり打ち消したりできるわけね。
自分固有の振動を持つって事は、こうした物理的防備にも役立つわけね。
だからいきなり大きな音を立てられてビックリしたり、大声で怒鳴られたり犬に吠えられたりする事が多い人は、音壁を張ることで不快感をかなり減らせるはずよ。